ふらっと はかどる 浜松ワーケーション

ふらっと はかどる 浜松ワーケーション ふらっと はかどる 浜松ワーケーション

PICK UP WORKATION HAMAMATSU
浜松ワーケーション
体験ツアーを開催!!
2022.03.01

浜松市では、首都圏を中心に参加企業を募り、「浜松ワーケーション体験ツアー」を2022年1月中旬に開催しました。2泊3日のツアーには、会社員や自営業者、起業家など合計9人が参加し、市街地のコワーキングスペース視察、自然豊かな浜名湖・天竜エリアでの観光や起業家交流など、浜松ならではのワーケーションを体感しました。ツアーの様子をご紹介します。

DAY 1 体験ツアー1日目

市街地でワーク&
浜名湖畔で茶歌舞伎体験

中心市街地で都市型ワーケーションを体感!

浜松は東京・大阪から東海道新幹線で約1時間半と、大都市圏からのアクセスが良く、政令市としてビジネス機能が充実し、中心市街地には多数のコワーキングスペースが点在しています。参加者たちは、最初に浜松駅周辺のコワーキングスペースを体験しました。

はままつトライアルオフィス

はままつトライアルオフィス

参加者が最初に訪れたのは、駅から徒歩約7分の「はままつトライアルオフィス」。浜松市内のものづくり企業やスタートアップ企業、首都圏の企業など、多様な企業交流の場となっている施設です。平日10時~15時はドロップイン利用ができるほか、登録すれば土日祝含め最長20時まで滞在が可能となっています。浜松市が委託運営する施設で、無料で利用できるのも魅力的です。

はままつトライアルオフィス

参加者たちは「やらまいか精神」をはじめとする浜松市の特徴・ビジネス優位性、施設説明を受けたあと、各自ワークを開始。初めて訪れた場所でも手慣れた様子でワーク環境を整え、メールチェックや資料確認を行っていました。
はままつトライアルオフィスは、電源やWi-Fi、FAXなどワークに必要な環境が完備され、普段と変わらず業務を行うことができます。現在は、コロナ禍でリアルな交流イベントの開催は行っていませんが、毎週金曜日の夜に「ナイトピッチ」をオンラインで行うなど、浜松市内の企業と繋がりを持てる場を提供しています。
浜松市は、スズキやヤマハ、ホンダといった世界的な企業が数多く誕生した「起業家のまち」。ワーケーションをするなら、こうした起業家たちのコミュニティに足を踏み入れてみるのもおすすめです。新たな出会いが、次なるステップへと導いてくれるかもしれません。

はままつトライアルオフィス

詳しく見る »
GoogleMapsで開く »

Dexi itaya

Dexi itaya

ツアー参加者の半数は、民間のコワーキングスペース「Dexi itaya(デクシー イタヤ)でワーク体験。Dexi itayaはJR浜松駅から徒歩5分という好立地。オフィスデザインを手がける㈱Dexiが運営しているので、こだわりのオフィス家具や最新のOA機材を自由に試すことができます。

Dexi itaya

参加者たちは、高機能オフィスチェアや広々としたデスク、カフェスペース、集中スペースなどの中からお気に入りスポットを選んでワーク。Web会議用の個室もあり、「仕事が思った以上にはかどった」と好評でした。
また、浜松市はコワーキングスペースの料金が大都市圏と比べて安いのも魅力のひとつ。誰でも使える快適なワーク環境をリーズナブルに利用できます。(Dexi itayaは3時間500円~、ドロップイン可能。)

舘山寺

浜松の歴史と特産品に触れる「茶歌舞伎体験」@舘山寺

市街地でワーク体験した後は、バスで浜名湖畔の観光地・舘山寺温泉へ移動。名刹・舘山寺を訪問しました。小高い山の中腹にある舘山寺は、810年に空海が創建した由緒あるお寺。境内からは浜名湖を一望できます。

舘山寺

ここでは、本堂で住職による座禅体験に加え、伝統遊戯「茶歌舞伎」を体験しました。室町時代から伝わる利き茶のような遊びで、今回は、浜松の茶匠 村松商店が持参した5種類の茶葉の飲み当てに挑戦しました。通常は村松商店さんで行われている茶歌舞伎ですが、ご相談に応じて、今回のように舘山寺に場所を移して体験する事も可能です。

舘山寺

参加者たちは、お茶の香りや渋み、甘みなどを頼りに、真剣な面持ちで利き茶を体験。白熱する茶歌舞伎を進めていくうちに、参加者間で自然と会話が生まれ、初日から打ち解けることが出来ました。地域の特産品を味わいながら、地元の人々と触れ合う機会にも恵まれ、参加者にとっても、非常に満足度の高い体験となりました。「チームビルディングにも向いている」という声も聞かれました。

村松商店 茶歌舞伎体験

詳しく見る »
GoogleMapsで開く »

舘山寺サゴーロイヤルホテル

浜名湖と夕陽を一望!浜名湖かんざんじ温泉に宿泊

舘山寺を後にした一行はホテルにチェックイン。宿泊地の「舘山寺サゴーロイヤルホテル」は、全室から浜名湖を一望できる絶好のロケーションで、参加者たちは、浜名湖を見渡す露天風呂に癒やされたり、客室でワークタイムを取ったりと充実の時間を過ごしました。

舘山寺サゴーロイヤルホテル

詳しく見る »
GoogleMapsで開く »

DAY 2 体験ツアー2日目

浜名湖畔でワーケーション

浜名湖畔のサイクリングを体験

浜松は東京・大阪から東海道新幹線で約1時間半と、大都市圏からのアクセスが良く、政令市としてビジネス機能が充実し、中心市街地には多数のコワーキングスペースが点在しています。参加者たちは、最初に浜松駅周辺のコワーキングスペースを体験しました。

Re・renta(リ・レンタ)

好天に恵まれた2日目は、朝食後にホテル周辺の浜名湖畔をサイクリング。浜名湖畔は全国有数のサイクリングコース。浜名湖一周コース「ハマイチ」は走行距離が一周約65kmで、サイクリストたちに人気です。
冬の風物詩・遠州のからっ風もものともせず、参加者たちは自転車を颯爽と走らせて、心も体もリフレッシュ。「ワーケーションをしながら運動不足を解消できそう」という声が挙がりました。「もっと乗りたかった」という意見も。

Re・renta(リ・レンタ)

詳しく見る »
GoogleMapsで開く »

浜名湖一周サイクリングハマイチWEB

詳しく見る »

KOYA

コワーキングスペース「KOYA」を体感

サイクリングの後は奥浜名湖・三ヶ日町の浜名湖遊覧船「みっかび瀬戸港のりば」と、隣接するコワーキングスペース「KOYA」を視察しました。

KOYA

「KOYA」は、浜名湖を一望するコワーキングスペース。まずは施設のコンセプトや浜名湖ワーケーションの楽しみ方について説明を受け、実際にワーク体験。浜名湖を一望できる窓辺のカウンターに座って、まるでリゾート地のようなワーケーションを満喫しました。
「ホテルに缶詰状態でワークをしないで済むのがいいね」との声や、「KOYA」の隣にはキャンプ場もあるので、「キャンプ+ワーケーションの組み合わせも楽しそう。今度やってみたいな!」と目を輝かせる人も。ワークとバケーションの距離感の近さを実感できた体験でした。

ワーケーション浜名湖

詳しく見る »

浜名湖遊覧船

「浜名湖遊覧船」でホテルへ移動

浜名湖・舘山寺エリアのワーケーションでは、「浜名湖遊覧船」を移動手段として活用できます。そのため、コワーキングスペース「KOYA」からホテルへの移動は遊覧船を利用することに。参加者たちの中には、デッキに出て渡り鳥にエサをあげたり、写真や動画を撮ったりする人もいて、遊覧船に揺られながら、ひとときの癒しを楽しみました。
同エリアでは、こうして移動時間を有効に活用しながら、ONとOFFのどちらも満喫できるのが魅力。遊覧船には自転車の持ち込みもできるので、多様なモビリティを組み合わせ、行動範囲を広げることも可能です。

浜名湖遊覧船

詳しく見る »

浜松ワーケーションの可能性

ワーケーションセミナー「浜松ワーケーションの可能性」

ホテルに戻った後は、「浜松ワーケーションの可能性」と題したセミナーを開催。セミナーの前半では、(株)パソナJOBHUB 事業開発部長 兼 ソーシャルイノベーション部長 加藤 遼氏によるワーケーション講座を実施しました。
加藤氏は、ワーケーションを取り巻く環境と浜松ワーケーションの可能性について言及。今後は浜松のポテンシャルを活かして、生活体験や複業、趣味を目的とした「ライフスタイル型のワーケーション」や、「人材育成型ワーケーション」、「事業創造型ワーケーション」など、多様な需要が見込まれると述べられました。

浜松ワーケーションの可能性

講座の終了後は、3つのグループに分かれてミニワークを実施。2日間で視察した各スポットについて意見交換し、代表者がそれぞれの内容について発表。浜松市の職員とも意見交換を行いました。代表者による発表では、浜名湖周辺で体験したワーケーションについて、ワークとレジャーの距離感の近さや、モビリティの選択肢が多様であること、リフレッシュや癒しに繋がる観光資源が充実していることなどが長所として挙げられました。

DAY 3 体験ツアー3日目

山間のまち・天竜の歴史と
自然に出会うワーケーション

阿多古屋

築100年の宿をリノベーションした「阿多古屋」で天竜の魅力を体感

ツアーの最終日となる3日目は、中山間地域の天竜区へ移動。天竜川と天竜美林に代表される、豊かな自然に恵まれた浜松市天竜区には、古来の文化や風習が今もなお人々の暮らしの中に息づいています。
まずは、阿多古川沿いに佇む一棟貸しの宿「阿多古屋」を視察。かつて林業で賑わい、この地区も「落合銀座」と呼ばれるほどの活況ぶりをみせました。阿多古屋は、当時の面影を残す築約100年の割烹旅館をリノベーションした宿泊施設。明治時代にタイムスリップしたかのような、情緒豊かな佇まいに、参加者たちは魅了されました。清流のほとりでバーベキューやサウナなどもできると聞いて、「今度はOFFで集まって、みんなでここに泊まりに来よう!」という声も。

阿多古屋

オーナーの林道雄氏は、地域の歴史的財産を受け継ぐと同時に地域全体の活性化を図ろうと、阿多古屋だけでなく近くの民家も一棟貸しの宿泊施設として運営しています。その理念や行動力に共感し、オーナーとじっくり話し込む参加者の姿もみられました。

天竜トライアルオフィス

山と街の交流地点・天竜トライアルオフィス

次に訪れたのは、街から山への玄関口・天竜区二俣町にある「天竜トライアルオフィス」。「はままつトライアルオフィス」同様、浜松市が委託し、無料で利用することが可能です。「地方と都市を結ぶコミュニティ」をコンセプトに、他地域の若者から地元の事業者、ご年配の方まで幅広い人々が集まり、地域コミュニティと繋がるための場所です。この施設を受託運営する中谷明史氏は、「山に暮らす人々と都市に暮らす人々の結び目になりたい」という思いから、カフェや宿泊施設も経営しています。

天竜トライアルオフィス

天竜産の木の温もりに包まれた空間で、中谷氏と事業相談や談笑をする人、ひだまりの窓辺でコーヒーを片手に仕事に励む人、書棚の本に手を伸ばす人・・・人と人が繋がり、新しい“コト”が生まれる場所で、参加者たちは思い思いの時間を楽しんでいました。

天竜トライアルオフィス

詳しく見る »
GoogleMapsで開く »

天竜二俣駅 見学ツアー

天竜浜名湖鉄道・天竜二俣駅で鉄道の歴史遺産を見学

ツアーの最後は、大ヒットアニメ映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』に登場する「第3村」のモデル地の一つとなった、天竜浜名湖鉄道・天竜二俣駅の車両基地を見学。蒸気機関車の時代から現役で稼働している国登録有形文化財である転車台の実演など、参加者たちは貴重な鉄道の歴史遺産に触れ、感銘を受けていました。

天竜二俣駅 見学ツアー

詳しく見る »
GoogleMapsで開く »

集中と解放、どちらのシーンも、
新たな発見と感動に満ちた
浜松ワーケーション

3日間のワーケーションの全行程が無事に終了。参加者たちからは、「浜松はビジネスと観光を両立できる環境が整っていると強く感じた」、「リゾート気分を楽しめた」、「浜松は田舎と都会が程よく入り混じり、ワーケーションに最適な場所」、「食事が美味しいし、浜名湖は素晴らしい」、「自然がいっぱい、人が優しい」、「体験、観光、視察とバランスよく充実した3日間だった」、「今度は夏のアクティビティを体験してみたい」、「もし今後移住を考える機会があれば、ぜひ浜松を候補に⼊れたい 」といった感想が寄せられました。新たな発見と感動、そして癒しに満ちた浜松でのワーケーション。皆さんもぜひふらっと体験してみませんか。

  • 浜松・浜名湖だいすきネット
  • 浜名湖かんざんじ温泉観光協会
  • 奥浜名湖観光協会
  • 三ヶ名町観光協会
  • 舞阪町観光協会
  • 天竜区観光協会
  • HAMANAKO CYCLE TOURISM
  • ビーチ・マリンスポーツの聖地 HAMAMATSU
  • 浜松餃子学会
  • 富士山静岡空港